2010年04月28日
足久保 幼木

すごいお茶に出会った。新茶もまだまだ始まったばかりなのだが、現時点で僕の№1だ。このお茶は足久保(静岡県お茶発祥の地)産だ。苗を植えてから5年未満の茶の木の芽を手でひとつひとつ摘んでつくられた。よく見ることのできる成木園(きれいにうねをつくったお茶畑)ではなく、ボサッ木(ただの木)なのだ。そんな若さ爆発な風味を持ちつつ、お茶自体はとてもオーセンティックだ。最初に出会ったのは静岡茶市場で、その日一番最初に口にしたお茶だった。その後たくさんの30種類位のお茶を見たり、飲んだりさせてもらったのだが、この最初のお茶だけが口の中にしっかりと残っていた。そして写真の仕上げしたお茶(完成品)はスゴイ。口の中にそのお茶の持つ甘味がきて「うわっ、すごい甘さだな。」と思っているとまるで波のように何だかわけのわからない濃厚な感じが押し寄せてくる。そのガツンとくるパンチ力が脳天まで広がる感じだ。そしてその感じがとても上品だ。うまく伝えることは難しい。音楽に例えるならこれかな。FRNZ FERDINAND(フランツ・フェルディナンド)のアルバム。初めて聴いた時は「キンクス」を想った。だが、ただそれだけではない。彼らのオリジナルだ。オーセンティックで新しいオリジナル。
こんなことも僕のやりたいことだな。 以上
Posted by kazz! at
23:46
│Comments(7)
2010年04月26日
TOUT OU TARD!


「トット オウ タード」のお2人の新作もガンガン入荷中だ。昨日は大人気で入荷待ちとなっていた「バネポーチ」を持ってきてくれた。とても忙しいスケジュールの中、頑張ってくれていることはとても嬉しいし感謝している。お2人ともに、たくさんのやりたいこと・たくさんのやらなければならないことを抱えている中で、一所懸命だ。出会いは僕の勝手なひとめぼれだったのだが、こうして一緒に取り組めることはとても楽しい。これから夏に向けてさらなる過密スケジュールとなっていくと思うが、お互い尊重し合いながら楽しくお互いがひとまわりもふたまわりも成長することができるような関係でいきたい。僕もがんばらなきゃな。

この缶は大人の魚河岸シャツが入るサイズの「魚がしビッグ缶」。お菓子を詰め込んだり、隠したりできます。 以上
Posted by kazz! at
21:29
│Comments(6)
2010年04月24日
石垣島との出会い

今日も楽しい一日だった。我が子3人のうち2人が小学校でお世話になった先生のお父さんが娘に聞いたと来て下さったり、医学博士という肩書の渋いおじさんが来て下さったり。そして今日は小学校の授業参観だったのだが、昼に最近よくあそぶ友達が来て「ここで弁当食っていい?」と言って来た。聞けば今日の授業参観のお知らせに昼食は「ワクワクランチタイム」と書いてあったので、子供たちと一緒に弁当を食べると思って彼は弁当を持ってワクワク行ったのだが、昼になると子供達だけでワクワクお弁当を食べ始めたらしい。行き場をなくした彼は我が家に来た。そして一緒に「ワクワクランチタイム」をしたのだった。その少し前に石垣島から友達に会いに来た2人が店に立ち寄ってくださった。2人は現在石垣島で「chaka-cahaka(チャカチャカ)」という日本最南端のレゲエバーをやっているそうだ。友達がやっている「みどり草」という宿屋というか楽しそうな隠れ家も教えてくれた。これから新茶なのですぐには行けないが、必ず行こうと思った。すぐ行ける方はぜひ行ってみてください。この2人がやる店は絶対楽しいだろうなと思ったので。

そしてこのアルバム。この中の「極楽楽土」という曲。僕の中の石垣島という島のイメージだ。レゲエではないが、今日出会った中村さんに頼んでかけてもらいたい。ダメかな。いや、きっと彼なら楽しんでくれるだろう。こんなことがあるから、やっぱり人生は面白い。明日は朝から石松園のお茶畑に行って畑を確認したり荒茶をつくる工場のそうじを農家の方々みんなと一緒にやりに森町のさらに山奥の秘境に行く。楽しみだな。明日が僕にとって本当の今年のスタートだ。気合いを入れて明日を!以上
Posted by kazz! at
23:27
│Comments(2)
2010年04月20日
新茶

昨日、岡部朝比奈の「僕のお茶の先生」尾村さんの家に行って分けてもらった今年第一号の新茶。さすが素晴らしい。尾村さんが作るお茶はとても艶々していて香りも最高だ。玉露の名人でもう80歳を過ぎた。玉露はお茶の木に覆いをして直射日光をさえぎって作るのだが、最近は作業効率がよく遮光率も高い「かんれいしゃ」が主流というかほとんどだ。だが、尾村さんはこも(わらを編んだもの)をかけて作るという昔ながらのやり方を貫き通している。尾村さんはいつも言う。「お茶も人間と同じ。化学繊維で作られたもの着てるのと天然素材は違うだろ。こもの外側と内側を何となく空気が通る感じがいいんだよ」と。そろそろこの「こもかけ作業」ニ入るのだが、これは相当に大変だ。お茶の木の上に作られている棚の上に「こも」をのせて縛っていくのだが、ずっと上向きだし、わらのカスが落ちてきて目は痛いし、尾村さんが言う「目汁鼻汁でグチャグチャだよ。」というまさにそんな感じだ。僕もまた今年も手伝いに行く。楽しみだが結構キツい。昔部活をやってた時の「休憩まだかな。」って感じだ。仕事中の尾村さんはとても厳しく、僕は怒られっぱなしだ。普段のいつもニコニコしてる顔とは全然違う。「高野君いつもすみません。」と深くお辞儀したおじいさんがいきなり「おみゃー何やってるだぁ!」と怒鳴りだす。終わって帰る時は「すまなかったねぇ。」といってたけのこをくれる。さて、今年もがんばろう。

僕の大好きな「ミーターズ」っていうバンド。とてもファンキーで最高に楽しい音楽だが、ひとつひとつのビートというかのりが凄い。尾村さんと同じだ。尾村さんもファンキーだ。大好きだ。 以上
Posted by kazz! at
21:10
│Comments(2)
2010年04月19日
Booker T. and the MG’s

今日もたくさんの出会いがあった。最初は東京原宿は神宮前の歯医者さんご夫婦。「僕らは千駄ヶ谷小学校の前の会社に居たんですよ」なんて盛り上がった。「tout ou tard」さんの魚河岸小物をとても気に入って買って下さった。魚河岸シャツを買いたいとのことだったのですが、石松園のはまだできていないので「高橋染物店さん」に行くことをおススメした。こんなスタートの日は楽しくなることが多い。その後はいつもお茶を買いに来て下っているおじさん、おばさん、おじいさん、お姉さんなどが来店、そしていつも「配達するよ」と言っても、タクシーで店に来てくれるおばさんから電話もあった。いつものお茶が欲しいとのことだったが、今ある原料ではそれが作れないので、新茶ができるまで待ってもらうよう状況をお話しした。そして以前いたアパレルの関係の人達に作ってほしい「魚河岸グッズ」があるのでその人たちと電話で再会。あるプリント屋のにいちゃんは「やっぱ戻ってくると思ってたよ。」なんて言っていたが、僕は戻ったのではない。新しいことをやるんだ。そしたら「相変わらずだな」と言われた。そしてその後初めて出会った鈴木さん。彼を連れて来てくれたのは加藤さん。よく聞く名字のお二人だが彼らは僕の強力な味方だ。鈴木さんは僕のこのブログを見て下さったそうで、オーティスやMG’sやバディーホリーやエルヴィスが好きなことを教えてくれた。JBのライヴに行きたかったが行けず、知り合いのオヤジがたまたまそのライヴを3列目で観ることができたが「俺あまり知らないんだよね」という言葉に怒った話など楽しかった。そして彼らが持って来てくれた話はとても夢のあるお話で、僕はまたワクワクしている。「やっぱり人生は面白い。」僕のハガキの先生の言うとおりだ。だから今日はMG’s。彼らのサウンドは暖かい。僕の勝手なイメージだが「ストーブ」だ。僕が小学生の頃、他の先生と全く違う雰囲気のサングラスをかけて短足なバスケットボールを教えてくれたすぐビンタする先生が給食のパンを焼いてくれたあのストーブだ。明日も素敵な出会いを!以上
Posted by kazz! at
22:16
│Comments(0)
2010年04月18日
新茶

いよいよ待ちに待った新茶のスタートだ。今年はどんな素晴らしいお茶に出会えるのだろう。ワクワクする。「魚河岸缶」も「お茶」も、真剣で楽しいのは同じだ。だが、「お茶」に対しては強いプレッシャーが存在する。おいしいかどうか。ここは絶対にはずせないのだ。今年は例年と大きく違う。ここまでしっかり育ってきたお茶たちが3月末の寒さにヤラレた。お茶は農産物だ。大自然の力をまともに受ける。ここ数日様々な情報が飛び交っている。そこには無責任な知ったかぶりも多い。石松園で販売しているお茶のほとんどが「山のお茶」で、今回報道されているような被害はない。森町・足久保・川根。そのメインは遠州森町の山奥で、そこは人の住まない・車も通らない・シカやイノシシやリスが住むとんでもなく素晴らしいところだ。茶畑をみて安心した。3月末にはまだ芽が伸びておらず、ほとんどというか全く問題ない。これからどうなるかはわからないが、今年もおいしいと信じることができた。僕のイメージでは、ここのお茶はこのアルバムのエルモア・ジェイムスだ。王道まっしぐらではなく、ちょっと異端児。感情そのままにぶっ飛ぶパンチ力は凄まじい。まさに山で育ったお茶。足久保はマディーウォーターズで、川根はジョンリーフッカーかな。3人とも山に育つお茶で、香り高く僕が大好きなお茶だ。
下の写真は、とあるお茶の名産地。

先週静岡の茶畑をたくさんみた中のひとつ。場所によっては被害が大きすぎて言葉もない。だが、前に進むしかないのだ。現実に起きてしまったことは起きてしまったのだ。そこからどうするかは自分次第だ。こうなった原因は自然だけではない。と僕は思った。生意気かもしれないが、人為的要因も確実にあった。だからこそ一所懸命やるしかないと思った。以上
Posted by kazz! at
10:58
│Comments(2)
2010年04月14日
どんと

すごいものを見つけてしまった。これは中国のお茶なのだが素晴らしい。感動しました。以前からその存在は知っていたが、中国人の知り合いに頼んでいたものが今日届き、目の当たりにした。これはカーネーションと緑茶をハンドメイドでつくった逸品です。丸い球のようなお茶をお湯の中に入れると2~3分で花開き、最後に写真のようになる。まるで手品を観ているような不思議な感じと、花が少しずつしっかりと開いていく感動が味わえるのです。これは昼に淹れたのですが今でもそのままの姿。観賞できるのです。これを石松園の「母の日のお茶」としてぜひ紹介したいと思う。どこかで誰かが自分のお母さんに「ありがとう」を伝えられるものとなれば嬉しい。そんな風景を想像してこれから最高のラッピングを考えます。

そしてこのアルバム。どんと。彼はローザルクセンブルグ~ボガンボス~ソロと流れ続け、2000年に37歳で旅立ってしまった。彼を彼の音楽を特定することは難しい。またそんな必要はまるでない。彼のようなやさしい大きなひとになりたいと思う。
このお茶は彼に少し似てる。以上
Posted by kazz! at
23:01
│Comments(1)
2010年04月13日
crazy A

昨日の夜も楽しかった。あるプロジェクトで出会った写真家のAさんとカッコいい女の子、そして僕の大親友「坂本先生」の4人で飲んだ。場所は「ことぶき」。僕は初めて連れて行ってもらったのだが、この店はスゴいと聞いていたことを実感した。日本全国からこの店を目当てにお客さんが焼津を訪れるそうだ。先週は和歌山県からこの店で飲むために来た人がいたそうだ。素晴らしい。何か大きな宣伝をしなくても、そこでやる人の料理・空間が人を呼ぶのだ。僕も自分の店をそうしたいと強く思った。そのことも衝撃だったが、またスゴイ衝撃は一緒に過ごした「crazy A」。この人の持つエネルギーはスゴい。本人はいつも素直で飾らずいつもどおりそのままなのだと思うが、まさにクレイジーだ。いつも一緒に来てくれる彼女ももちろん魅力的。こんなひとときのちょっとした事が最高だな。そしてこの2つのアルバム。彼をイメージしたら浮かんだ2枚。明日もやることは山盛りだ。以上
Posted by kazz! at
23:19
│Comments(1)
2010年04月09日
sleepy john estes

今日山口さんのおばさんにお茶を届けてきた。山口さんはおばさんというよりおばあさんだ。背がちっちゃくて目が澄んでいてとてもかわいい。でもちょっとしたワルで、いつもちょっとしたイタズラをしようと企んでいる。そんな感じがまたおもしろい。今日僕が行った時は、いきなり僕の袖を引っ張り耳元で「こんなに天気がいいのに外に遊びに行けない。ここは最低だよ。」なんて言っていた。彼女はある老人ホームにいる。詳しいことはわからないが、どうやらそこに入ると自由に外へ行くことはできないらしい。また入口にいる職員の方々の目が光っていてものをもらうこともよくないらしい。山口さんのおばさんは僕に内緒でお菓子を買ってきてくれという。以前は何にしようか楽しみでよく隠して買ってったのだが、一度バレてしまったらしく職員チェックが厳しく持っていっていない。お茶を持っていくと、入口にそこで暮らすたくさんのおじいさんおばあさんが集まってくる。みんな全くの無表情だ。だが、視線は僕に集中している。今度一発芸でも練習してやってみようかな。この前行った時、山口さんは昔の話を僕にしてくれた。多少の脚色もある感じだったが後半は涙を流しながら話していた。そのときもそうだったが、いつも僕が帰るときに必ず言う言葉がある。「今度天気がいい日に店に遊びに行くから。」この数年一度も実現していない。ぜひ一度そうしたいなと思う。それが僕にできる彼女へのプレゼントかな。以上
Posted by kazz! at
00:37
│Comments(0)
2010年04月07日
P J HARVEY「DRY」

彼女はカッコいい。そんな彼女が今3人浮かんだ。一人はチャックの刺青の女性。一人は洋服を売る女性。一人はバンドで歌う女性。それぞれ生まれた場所も、育った場所も、そしてその環境も全く異なると思う。が、同じようなカッコよさを持っている。そしてこのアルバムの彼女も。以前学生の頃、このアルバムの曲を3人目の「歌う彼女」が演るのを観た。彼女はpjハーヴェイを意識してやったのだと思うが、上半身はだかにYシャツのボタンを全て開けて歌っていた。その全体的な雰囲気がとても綺麗だっことを記憶している。強さと弱さ。怖いという気持ちは自分の中に自分に対してあるそうだ。勇気を持って、明日も!以上
Posted by kazz! at
23:52
│Comments(0)