お茶とロックとキャンディーストリッパー

　昨日は「焼津みなとまつり」に参加させていただいた。まる一日楽しませていただいた。出会いもたくさんあった。そんな中一番印象に残ったのはあるオヤジだ。今回参加することができたのもこのオヤジに声をかけてもらったからだった。そのオヤジは「ハラトモ」というインテリアショップを営み、まちづくりの様々な事業に係る立派な方だ。「まちゼミ」という事業でご一緒させていただいてから、少しずつ声をかけていただくようになった。亡くなった僕の義父と知り合いであったそうで、そんなことからも気にかけていただいた。ハンチングをかぶり、焼津独特の方言を太くて大きな声で話し、そこら中に知り合いがいて「おい、オメエ何やってるだ」とみんなに声をかける。まさに焼津の「顔役」だ。外見はそんな厳つくて豪快なイメージなのだが、実際はスゴくやさしい。昨日も朝一番にひとりで来て、出店者のみんながスムーズに店づくりをする準備をしたそうだ。かなり重たい鉄パイプで出来たサクを動かし、店ごとの区分けの線を地面に書いたりしてあった。そして一日中出店しているお店を回って声をかけていた。また僕が外から焼津に来て知り合いが少ないことを気にして人に紹介してくれたりもした。以前「焼津気質」という言葉を聞いた。言葉は汚く口は悪いが、困った人は放っておけないと。まさにそんな感じだった。
　そしてジョニー ギター ワトソン。僕は彼と近いと思った。粋で、ファンキーな、人間臭い、音楽。
ありがとうございました。　　　以上。