お茶とロックとキャンディーストリッパー

　　　　　　　　　　　　
僕が一緒にやってるバンド「OFF the Rip」のドラマーのタツ君のイメージはこのアルバム。彼との付き合いはあと少しで２年になる。僕とはちょうどひとまわり位、年が違う。だが、そんなことは全然関係ない。僕たちは友達で、同じバンドのメンバーだ。そしてバンドを支える「不確かなリズム」を刻むリズム隊だ。
メトロノームな正確さはある意味では大切だが、つまらない。こんなことを言うと、正確さの上での遊びこそが本物なんて言う人が居るのかもしれない。だけど、人間なんて元々いい加減なもんだと思うし、正確な人なんてそういないと思う。本当に気持ちいい感じなんてどこかズレているし、そのズレこそが大事な気がする。話がズレたが、僕らリズム隊はそんな「不確かなリズム」で最高のノリをつくる。ハマった時の素晴らしさはどんなバンドにもない僕達のノリだ。
　彼は本当にいい奴だ。いい奴過ぎてカッコ悪い。だけど、そこがカッコいい。今度のライヴは本当に楽しみだ。そして僕らはまたそこで一歩成長するのだ。　　以上。