2009年11月10日
ElvisCostelloAndTheAttractions「Blood&Chocolate」(1986)

エルビスと言ったら、その後に続くのは?僕はコステロです。もう一人のエルビスも好きで、髪型を真似たり、彼のT-shを着たりしたこともあったけど。初めてコステロに出会った時、僕はパンク真っ只中で、それもスキンヘッズにフレッドペリーにドクターマーチンという男の世界に興味を持ち始めた頃だった。ジャケットに写るコステロは黒ぶちメガネの似合う、ちょっとしたインテリな感じだった。だが、聴いてみるとカッコよかった。人は見かけで判断してはいけないのだ。いまだに何でこんなに素晴らしいのかわからないが、彼の音楽はまるで魔法だ。どうしたらこんな人になるのだろうか?と思うのです。彼は様々な著名な音楽家やバンドやミュージシャンとアルバムを作っているが、出来上がったアルバムはどれもコステロのアルバムとなっている。魔法使いは実在する。音楽という魔法を使える人が。このアルバムは、彼の作品の中で他作品と比較してそれほど取り上げられることがない印象だが、とても素晴らしい。ジャケットの雰囲気も好きだし、何よりこの中の彼の音楽が大好きだ。彼の音楽をもっとたくさんの人に聴いてもらいたい。そうすれば、もっと音楽という魔法を使うことのできる人が世の中に増えるだろう。また大げさなようだけど、本当のこと。なのです。 以上
Posted by kazz! at 02:00│Comments(0)