2010年02月11日
porno for pyros(1993)

今日久しぶりに杉山さんにお会いした。彼女はお茶農家に嫁ぎ、嫁として・妻として・母としてたくさんのことをしながら、自分の道をしっかり持っている。しかも、その道の最前線に居る。その道とは、「手揉み茶」。技術資格として「教師」という資格を持ち、全国手揉み茶品評会では三等入選し、昨年は「献上茶」という天皇に献上するお茶を揉み、来月にはイタリアに行きそれを披露する。また、茶審査技術においても静岡県で女性初の代表として全国大会に出場したとてもすごいひとなのです。だが、実際にお会いして話していると、素晴らしい経歴よりもそのやさしい人柄に吸い込まれてしまうのです。彼女はお茶の魅力を伝えることにも熱心で、今日は幼稚園や保育園の子供たちのために作った「紙芝居」を子供達に見せるそのままをやって下さいました。とてもわかりやすく、面白く、深い内容で、子供達が喜ぶ姿が目に浮かびました。自分がやるべきこと・楽しむことはもっともっとあるということを教えていただきました。輝いている人からたくさんの刺激をいただきました。
そしてこのアルバム。久しぶりに聴きました。やっぱカッコいい。このバンドの首謀者ペリーファレルは、杉山さんとタイプは全く違うのですが、その根本にあるものは一緒ではないかと勝手に思った。様々な活動・行動を通して自分を表現していく。彼の音楽はものすごく広い。たくさんの要素が込められていて、「これはこれだな。」という概念は全く当てはまらない。その風貌・音・行動からも彼を特定するなんてことは全くできない。とても自由だ。最近いろいろなひとに逢うことが増え、どんどん自分が自由になっているように感じる。そんな中でも、自分の軸はどこにあって、それを元にどこまで自由になれるかが現在僕の課題です。
以上
Posted by kazz! at
00:51
│Comments(2)